対象になる環境
Cloudflareは2026年9月18日、2027年から次の cloudflared ビルドを廃止すると発表しました。
- 32ビットWindows
- Intel CPU搭載Mac
廃止後は、これらのアーキテクチャ向けに新しい cloudflared リリースが提供されなくなります。いま動いているトンネルがその瞬間に停止するという発表ではありませんが、更新を受け取れない状態を長く運用する前提にはできません。
先に棚卸しする項目
- トンネル名とCloudflareアカウント
- コネクターを実行している端末名
- OS名、バージョン、32/64ビット、CPUアーキテクチャ
cloudflaredのバージョンと導入方法- サービスとしての起動設定
- ローカル管理かダッシュボード管理か
- 公開ホスト名と転送先
- 冗長化された別コネクターの有無
Windows版 cloudflared は自動更新されないと公式資料に記載されています。対象外アーキテクチャでなくても、バージョン確認と更新手順は運用項目に含めます。
安全な移行順序
- 現在のトンネル設定とルートを記録する
- 対応する新しい端末またはVMを用意する
- 同じトンネルへ新しいコネクターを追加する
- 新旧コネクターが並行して接続できることを確認する
- HTTP、SSH、RDPなど実際に使う経路を試す
- ログとエラーを確認する
- 問題がないことを確認してから旧コネクターを停止する
いきなり旧端末を停止すると復旧経路を失うため、可能なら新旧を並行稼働させて確認します。
更新方針
Cloudflareのダウンロード資料では、最新リリースから1年以内の cloudflared バージョンをサポート対象としています。アーキテクチャ移行後も、定期的なバージョン確認と計画更新が必要です。
トンネルが「Connected」と表示されることと、すべての公開ホスト名・プライベート経路が利用できることは別です。利用している経路ごとに確認します。